ハワイ旅行を計画する際、現地でのスマホ利用について不安に感じる方も多いかもしれません。特に、ローミングの設定や費用についてはしっかりと把握しておくことが大切です。この記事では、日本の主要キャリアごとにハワイでのローミング準備について説明します。また、現地でのWi-Fi利用に関するアドバイスも併せてご紹介します。
1. NTTドコモ
ドコモを利用している場合、ハワイでのローミングは「海外1dayパケ」や「パケットパック海外オプション」を利用するのが一般的です。
- 海外1dayパケ: 24時間単位でデータ通信が使い放題となるプランです。申し込みは専用サイトから簡単に行えます。使い始めた時間から24時間後に自動で終了するため、時間を気にせず利用できます。
- パケットパック海外オプション: 国内のパケットパックを海外でもそのまま利用できるオプションです。国内で余ったデータ量をハワイで消費することができます。
これらのプランは、ドコモの「My docomo」アプリやウェブサイトから事前に申し込んでおくことをおすすめします。
2. au (KDDI)
auを利用している場合、ハワイでのローミングには「世界データ定額」プランが便利です。
- 世界データ定額: 1日24時間単位で利用できる定額制プランです。申し込みは「au海外アプリ」から簡単に行えます。定額でデータ通信が使い放題になるので、安心してスマホを利用できます。
- 海外データお得アプリ: こちらは、通信料をリアルタイムで確認できるアプリで、ハワイでのデータ通信がどれくらい消費されているかを確認しながら使うことができます。
出発前に、auの「My au」アプリやウェブサイトで事前申し込みを済ませておくと、現地でスムーズに利用できます。
3. ソフトバンク
ソフトバンクを利用している場合、ハワイでのローミングには「アメリカ放題」や「海外パケットし放題」プランがあります。
- アメリカ放題: 特定のエリア(アメリカ本土、ハワイなど)では、追加料金なしでデータ通信が使い放題となるプランです。申し込み不要で、対象地域に入ると自動的に適用されます。
- 海外パケットし放題: こちらは、1日単位でデータ通信が使い放題となるプランです。自動で適用されるため、現地に到着した際に特別な設定は必要ありません。
ソフトバンクの「My SoftBank」アプリやウェブサイトから確認できるので、出発前に一度チェックしておきましょう。
4. 楽天モバイル
楽天モバイルを利用している場合、ハワイでは「海外ローミング」オプションが利用できます。
- 海外ローミング: 特定の料金プランでは、世界66カ国でローミングが可能です。現地でのデータ利用には、1GBあたり500円とリーズナブルに利用できます。ただし、使いすぎには注意が必要です。
楽天モバイルのアプリから簡単に設定・確認ができるので、渡航前にチェックしておきましょう。
ハワイでのWi-Fi事情:モバイルWi-Fiは不要?
ハワイのショッピングセンターやレストラン、カフェなどでは、ほとんどの場所でフリーWi-Fiが利用できます。私たちも、アラモアナショッピングセンターやワイキキ周辺のカフェで何度もフリーWi-Fiを利用しました。通信速度も十分で、地図の確認やSNSへの投稿、メールのチェックなどが快適に行えました。
そのため、モバイルWi-Fiを日本からわざわざ持っていく必要はあまり感じませんでした。とはいえ、もしもの時のためにモバイルWi-Fiが欲しい場合は、宿泊先のホテルで無料で借りられることが多いです。私たちが宿泊したモアナサーフライダーでも、無料でモバイルWi-Fiを貸し出してくれていたので、必要に応じて借りると安心です。
まとめ
ハワイでのスマホ利用は、事前のローミング設定と現地のフリーWi-Fiの活用で、快適に行えます。主要キャリアごとにローミングプランを確認し、必要に応じて申し込みを済ませておきましょう。また、モバイルWi-Fiが不要な場合でも、ホテルで無料のWi-Fiルーターを借りておくと安心です。これで、ハワイ旅行中も日本と同じようにスマホを活用し、素晴らしい旅を楽しんでください。
ちなみに、私たちは三世代家族で常に一緒に行動していたため、ローミングさえ必要ありませんでした。次回のハワイ旅行でも、ローミングの準備だけしておいて、現地で必要性を感じたときにはじめて使用するかたちをとると思います。ご参考までに。